親知らず、抜くべき?抜かないべき?
皆さんは親知らずが傷んだり、食事の後にものがつまったり磨きにくかったり、そんな経験ありませんか?今回は親知らずについてご説明していきます!
○親知らずとは
正式には第三大臼歯と呼びます。智歯、と呼んだりもします。17歳〜24歳くらいで生えてくることが多く、生えてきたことを親が知らないので「親知らず」と呼ぶようになったといいます(諸説あり)
皆さんの多くは親知らずを抜くととても痛い、すごく腫れる。大学病院や口腔外科でないと抜けないと言われた、できれば抜きたくない!といったように親知らずを抜くということにネガティブなイメージを持っている方が多いと思います。
でも、ちょっと待ってください!その親知らず、そのままにしてると大変なことになるかもしれませんよ!
○抜いたほうがいい親知らずとは?
現代人は顎が小さく親知らずのほとんどが斜めや横に生えてくることが多くなっています(特に下の親知らず)。
その結果汚れが溜まりやすくなり歯グキが腫れたり虫歯になってしまうことがあります。
下のレントゲン画像をご覧ください。

写真の右下一番奥の親知らずですが、斜めに生えていますよね?そのせいで親知らず自身と手前の歯のぶつかっている部分が黒く写っています。これが虫歯です。親知らずの虫歯は抜くことで解決できますが、手前の歯は簡単に抜いてしまってはいけません。このように親知らずのせいでしっかり良い状態で残したい歯が虫歯になってしまうのは残念じゃありませんか?その他にも汚れが溜まってしまいここだけ歯周病が進んでしまい、手前の歯がぐらついてしまうおそれもあります。
抜いたほうがいい親知らずをまとめると
・斜めや横に生えていて手前の歯や周辺に悪影響を及ぶすおそれが高いもの
・大きな虫歯になっているもの
・歯グキが腫れてしまっているもの
・歯グキや頬を咬んでしまうもの
・上手にみがけないもの
などが挙げられます。
○抜かなくてもよい親知らず
・まっすぐ生えていて噛み合わせが確保されているもの
・しっかりみがけて悪影響を起こす可能性が低そうなもの
・骨の中のとても奥に埋まっていて悪さをする可能性が低そうなもの
などです。ですが、実際のところこれらに当てはまるものは少ないです。
○親知らずの抜歯について
当院院長は都内の親知らず抜歯センターにてセンター長を勤めていたことがあります。ですので大学病院や口腔外科を紹介されたケースを数多く担当していました。多いときには一日10数本、平均して一ヶ月で100本ほどの抜歯を行っていました。
設備もCTを完備しており、生え方、歯の形を3次元で立体的に捉えることで安全に配慮して抜歯を行うことができます。ほとんどの抜歯ケースに対応可能です。
近所の歯医者さんでは抜けない、大きい病院を紹介しますと言われたが都合が合わない、など親知らずでお困りの方はまずは相談だけでも構いませんので当院にお越しください。
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