インプラントセミナーに参加してきました!
3月25,26日と2日間でインプラントセミナー参加してきました。
「上顎の垂直骨量が少ないケース対する低侵襲なインプラント治療」という内容です。
上顎の奥歯の根本には副鼻腔の一つである上顎洞という空洞が存在します。蓄膿症で膿がたまる場所、というと少しわかりやすいでしょうか。
そのような空洞が歯の根の先端に位置していると骨の高さが足りずにそのままではインプラントを入れることができないケースがあります。一般的にインプラントを入れる骨の高さは10mm程度必要とされています。この空洞の位置や歯周病で骨が痩せてしまっていると骨が薄くなり、何らかの方法で骨を増やす必要があるのです。
従来の治療法では歯ぐきを大きく開き骨の横から穴を開けて骨補填材という骨を増やす材料を填入して、骨を増やしてインプラントを入れるというものでした。この治療のデメリットとしては侵襲(体が受けるダメージ)が強く、大きく腫れたり、治療の期間が長くかかってしまう、ということでした。
今回セミナーに参加して学んできたのは、そのように大きく歯ぐきを開かずにインプラントを入れる穴から自分自身の骨を利用して骨を増やしながらインプラントを入れる、という侵襲が少ない治療法です。
この方法により腫れたり痛むことが少なく、かつ治療期間の短縮にも繋がります。
骨の高さが3〜5mm程度であれば今回の方法で対応できるかと思います。(この技術に習熟すると1mmでも対応できますが、現時点で私では3〜5mm程度までの対応となります。)
もし上顎の奥歯でインプラントを検討しているが骨が薄くてできない、骨を増やすのに大掛かりな治療が必要、と言われた方がいましたらまずは一度ご相談にいらしてください。当院で大掛かりな処置をせず対応が可能かもしれません。
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