ホワイトニングでむし歯、歯周病予防？
歯科医院で行うホワイトニングで使用する薬剤は過酸化物というものが一般的ですが、実はこの過酸化物というものは歯を白くするだけではなくむし歯や歯周病に対しての予防効果もあるといわれています。これらの効果はホワイトニングプリベンションと呼ばれています。
ホワイトニングでむし歯予防
むし歯の発生機序として近年は生態学的プラーク説というものが注目されています。
生態学的プラーク説について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→【むし歯予防の最新事情】知っておきたいむし歯の仕組みと対策
ホワイトニングにはこの説にあるような耐酸性のある細菌を減少させる効果があると報告されています。
ホワイトニングで歯周病予防
歯周病というものは歯垢（バイオフィルム）が原因で起こります。
歯周病について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ホワイトニングはバイオフィルムの中に存在する歯周病原因菌（レッドコンプレックス）などの細菌を減少させると報告されています。
白い歯がセルフケアのモチベーションアップ
ホワイトニングを行うことによって白くなった歯を維持するために日々の歯みがきをしっかり行うというモチベーションのアップにもつながるため、お口の中が清潔に保たれて、結果としてむし歯は歯周病の予防につながります。
今回紹介したようなホワイトニングによるむし歯や歯周病というものはセルフホワイトニングで使用できる薬剤では効果は期待できません。
ホワイトニングを検討されている方はこのような歯科医院でしかできない医療ホワイトニングのメリットなどもしっかりと理解してどこでホワイトニングをするかを選んだほうがよいでしょう。
当院のホワイトニングについてはこちらをご覧ください。
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